転職者用SPI対策 損益算
今回は転職での適正検査で使用されるSPI対策について学ぶよ。
急にブログの雰囲気変わりましたね。
以前の記事で書いてますが、SPIにも種類があります。
経験上、出題のレベルも企業、職種によって変わっていました。
このブログの強みは、私ともぞうが様々な業種の適正試験を経験していることです。
実際の適性検査に備えて、どのレベルまで対策しておくかが重要になってきます。
基礎のみの勉強で満足するか、応用まで学ぶかで合否が変わります。
今回は損益算について対策します。
損益算対策 基礎編
はじめに損益算ですが、定価」「原価」など、売買に関する計算になります。
損益算で覚える公式は2つです。
① [ 定価 ] = [ 原価 ]×(1 + [ 利益の割合 ])
② [ 売値 ] = [ 定価 ]×(1 - [ 割引率 ])
この2つは必ず覚えて下さい。
用語解説
原価 商品仕入れ時の値段。「仕入れ値」
定価 商品の割引前の値段
売値 商品割引後の値段(定価販売のときは『売価』 = 『定価』)
割引率 売価を決めるときに、定価から差し引く割引額の割合
損益算 基礎問題
ゲーム機に、原価の2割の利益を得られるように30000円の定価をつけた。
この品物の原価はいくらか。
この問題は公式の①を使用して回答します。
① [ 定価 ] = [ 原価 ]×(1 + [ 利益の割合 ])
それぞれ数値を入れます。
[ 30000] = [ 原価 ] × (1 + (0.2(2割) )
計算していきます。
30000/1.2 = [ 原価 ]
原価=25000円となります。
基礎中の基礎です。確実に覚えましょう。次じゃ
損益算 基礎問題2
あるゲームソフトを定価の3割引の4200円で売った。この品物の定価はいくらか。
これも公式を使用して回答します。
② [ 売価 ] = [ 定価 ]×(1 - [ 割引率 ])
それぞれ数値を入れます。
[ 4200] = [ 定価 ] × (1 -(0.3(3割) )
計算していきます。
4200/0.7 = [ 定価 ]
原価=6000円となります。
解りやすいです‼︎JRの試験にも出ますか?
残念だがJRはもう一段階難しい問題じゃ。次、応用編
損益算 応用問題3
ある品物の原価は1200円である。この品物に原価の3割の利益を得られるように定価をつけたが
売れないので定価の1割引で売ることにした。売値はいくらか。
下にスクロールせず考えてみてください。参考問題じゃ目標1分
頑張ります!
これも一見難しそうですが、公式を使用して順に回答します。
① [ 定価 ] = [ 原価 ]×(1 + [ 利益の割合 ])
② [ 売値 ] = [ 定価 ]×(1 - [ 割引率 ])
それぞれ順に数値を入れます。
① [ 定価 ] = [ 1200 ]×(1+0.3)=1560
② [ 売値 ] = [ 1560 ]×(1 - 0.1)=1404
売値=1404円となります。
JRの試験に出ても簡単なレベルじゃ。次、実践対策
実際の試験のつもりで頑張ります
こんな問題が実際に出たぞ。参考に
損益算 実践応用編4
ある品物に、定価の2割引で売っても、原価の4割の利益が得られるように
2450円の定価をつけた。原価はいくらか。
下にスクロールせず考えてみてください。参考問題じゃ目標2分
頑張ります!
これは初見で解くのは難しかったです。
今回覚えて対策できれば、他の応募者と差が出ますので、頭に入れといて下さい。
丸暗記で良いと思います。
式)
2450×(8 / 10)×(10 / 14)
原価= 2450×(8 / 14)
原価= 1400(円)
丸暗記できない方。
これはSPI全体に言えることですが、解答が選択式なので
順に解いていけば、答えが確実に出てきます。
基本問題を早く解答し、難問は選択式から解くことをお勧めします。
計算が苦手な私でも対応できたので、大丈夫です。
次回はSPI非言語、推論について書いていきます。