(工場) 製造ラインの仕事内容の話
今回は入社後と面接で有利になるには。の話です。
なかなか求人票では、実際の仕事内容を想像するのは難しいことです。
今回は工場の製造職のライン仕事と1日について書いていきます。
私が経験した職種や、友人の話を記載していきます。
製造ライン職の勤務体系
工場の製造ライン業務で多いのは、交代勤務になります。
交代勤務の種類にも企業によって色々あります。
・3交代勤務
・4班2交代勤務
上記が一般の工場では多いのではないでしょうか。
まず3交代勤務ですが、1直、2直、3直に分かれて24時間製造ラインを回します。
時間的な目安としては
1直7時〜15時
2直15時〜23時
3直23時〜7時
※上記は大手電機メーカー、製造ラインで採用。
休日は3班3交代の場合は平日のみの運転となり
土日が休みの場合が多いと思います。
4班3交代の場合などは、4勤2休や、4勤1休となります。
次に4班2交代勤務です。
主に12時間勤務で、1日を2班で回します。
そのため勤務サイクルは2勤2休や、4勤2休がメインとなります。
時間的な目安としては
昼勤8時〜20時
夜勤20時〜8時
勤務サイクル 昼勤→夜勤→明け休み→休み
※上記は大手化学品製造工場で採用
他にも勤務体系は色々ありますので、応募の際には
必ず確認した方が良いとおもいます。
仕事を想像してみよう。
現在知人が中途採用試験に挑戦している、4班2交代勤務、おむつ製造ラインの
オペレーターについて書きたいと思います。
企業情報や、実際の商品、企業ホームページの写真を見ての想定となります。
採用前にライン見学等行って頂ける場合もありますが、
実際体験までは出来ませんので、事前に調べることも重要かと思います。
これらを調べる事により、面接でも有利になるポイントがあるので
ぜひ参考にして下さい。
※下記はネット検索より参照
おむつ製造ライン情報
上の写真は製品を加工する機械かと思われます。
・この機械+包装機で組まれる大型ライン
・求人票より4班2交代12時間勤務、ひとつのラインを2〜3人で担当
・求人票より業務内容
→ □原料の搭載
□品質管理
□製造ラインのメンテナンス
・ホームページより、おむつの構造、生産数
上記の内容は、簡単に調べられる内容です。
これらから、実際の業務として考えられる事を書いていきます。
→ □原料の搭載
原料は、紙、吸収材、テープ、ゴム、接着剤
□品質管理
完成品の検査
□製造ラインのメンテナンス
点検、機械トラブルの対応、部品交換、予防保全
と、なります。
更に加えると、加工機械が大型のラインなのでこまめに運転、停止は行いません。
(発停時に不良が発生するため)
2人でラインを担当なので休憩は交互になります。
恐らく勤務中はトラブル時を除いて、全稼働になります。
次に原料ですが、おむつの構造を見てみると、7枚〜8枚の紙、不織布等で構成されています。
加えて、吸収材、テープ、ゴム糸も数十本使用されているようです。
これらから考えられる業務は、
紙材の交換(7箇所)、テープ、ゴム糸の交換、接着剤も固形を溶かす必要があるため、接着剤ホット機への投入、吸収材の投入、包装機の袋や、ダンボール、接着剤の交換など。
更に紙をカットするカッターや、接着剤の跡も特殊な形状をしているため
変わった部品や、運転時のこまめな点検が必要になると思います。
生産数から見ると、かなりの高速運転です。
その他は完成品の検査、定期的な予防保全時の部品交換などでしょうか。
比較的、忙しい製造ラインを想像しました。
まだまだ見える部分ありますが、キリがないため割愛します。
想像から、わかること
ある程度の想像で、自分がどんな業務をするかわかることがあります。
それが自分に合ってるか、不向きかも応募する前に検討するのは大切だと思います。
調べる事で面接では必ず有利になります。
特に一次面接では無敵です。
どこで調べたことを使用するかは、お任せ致します。
以上、参考になればと思い更新致しました。
※企業面接の話はこちらに書きました。
tomomilk1203.hatenablog.com
(試験対策)クレペリン検査対策
今回はクレペリン検査について、私なりの意見を書いてみます。
大手企業の採用試験でも適性検査や性格検査として採用されていますので対策が必要です。
特に募集人員が多い企業では、SPIなどの結果も僅差になる事が多いため
その場合クレペリンの検査結果が重要になります。
計算ができれば、定型曲線は作れます。
調整して適正検査を突破しましょう。
定型曲線、否定型曲線、スーパークレペリン検査結果表については
前回の記事を参考にしてください。
○前回のクレペリン検査記事はこちら
tomomilk1203.hatenablog.com
○JR東日本の給料に関しての記事はこちら
tomomilk1203.hatenablog.com
クレペリン検査とは
クレペリン検査は、正式には「内田クレペリン精神検査」といいます。
いわゆる性格検査・職業適性検査の一種です。
1列に並んだ1桁の数字(3〜9)の足し算を繰り返し、1分経ったら次の列に移動。
それを繰り返すというもの。前半15分、5分の休憩を挟んで後半15分の合計30分行います。
1分ごとの計算量、経時的な計算量の変化(作業曲線)、誤答数から個々の性格・職業適性をみる検査です。
次が検査シートです。
簡単な足し算が続きます。
私なりの対策
これはあくまで私が過去に受けた企業での話になります。
特に責任は持ちませんので、ご理解をお願いします。
まずポイントは4点。
1.基礎のラインを作る。
クレペリン検査用紙の真ん中に目印を書く。
もちろん小さくです。
一列115問なので、真ん中で57問です。
2.定型曲線を狙う
目印が(54〜58)定型曲線の底になるように、全体を調整する。
問題は1分×15回です。
1分なので1秒一問のペースで良いので、決して焦る必要はありません。
定型曲線は上の過去記事を参考にして下さい。
目標は1番伸びるポイント(定型曲線の頭)で65〜68を狙います。
3.鉛筆で差をつける
これは私なりの必勝法なので参考程度です。
一度クレペリン検査時に、書いた数字の滲みが気になり、機械で読み取れるか
不安になった事がありました。
それ以降の試験は、すべてこの鉛筆を使用しています。
クレペリン検査は30分と長いので
とにかく疲れない、書きやすいは重要です。
4.得意な計算パターンを見付ける。
私の時間短縮方です。
68問を狙うには1秒1問以上の箇所が必要です。
計算が得意な方や、集中力が凄い方は余裕の数ですが
高卒の私には、なかなか達成できない数字でした。
そんな私の得意パターンは9が絡む計算です。
例)495が並ぶ場合
上の場合の考え方を、これまでは4+9=13→3と出すところを
頭の中で4-1=3と計算します。
同様に、その後も5-1=4です。
これで一列でプラス3問程計算個数が増えました。
そのようなパターンを何個か見つけると、計算が苦手な方でも68目指せるかと思います。
最後に
クレペリン検査の開始直後は、周りの試験者の勢いに圧倒されます。
あの鉛筆の音は焦ります。
しかし、最初飛ばし過ぎても最大の差と最小の差が開きすぎて不安定な測定結果が出るので
注意が必要です。
周りに流されず、落ち着いて最初の目標66問程度を狙いましょう。
決して全力で挑む必要はありません。
7、8割程度で十分です。
そして過去の経験上、他の試験の結果もあるかもしれませんが、大手鉄道業界の試験時
曲線の底が50以下でも合格していました。
あまり計算能力は求められていないと思います。
計算間違いについても、無理にごまかす必要はありません。
正答率100%の必要は全くないと思います。
SPI対策はじめたぞい。spi カテゴリーの記事一覧 - 転職.com 実況!30代の転職活動
応募先の試験内容にクレペリン検査があるか調べたい場合はこちらを参考に。